老健開設準備の医療法人社団に破産手続き開始―東京地裁(医療介護CBニュース)

 老人保健施設の開設を準備していた医療法人社団千住会(東京都日の出町、山西真彦理事長)が4月16日に東京地裁から破産手続きの開始決定を受けていたことが、東京商工リサーチの調べでこのほど分かった。負債額は現在調査中だという。

 東京商工リサーチによると、同法人は2007年9月に設立され、日の出町に老人保健施設を開設する準備をしていた。しかし、実際には施設の建設工事が中止されており、事業を開始していなかった。また、法人名義の借入金を個人負債の返済に充てていたほか、法人から理事長への貸付金も回収できていないなど、剰余金の配当禁止を規定した医療法に抵触していた。こうした一連の違反に是正措置がなされなかったとして、東京都は昨年12月25日に法人の設立認可を取り消す行政処分を行っており、同法人は登記上、同30日に解散していた。


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